遺伝子は夜型、習慣は5時起き。その狭間で起きている『脳の内乱』の正体とは?【エビデンスと自己理解編】

ごきげんよう、みなさま。ウォルです。 ちょっと期間が空いてしまいました。

春がやってきますね。

“春眠暁を覚えず”とは言いますが、みなさまはよく眠れていますか?
起きた時に「あーよく寝た!」と満足のいく質の良い睡眠が取れているでしょうか。

かつての自分は、睡眠タイプに無自覚で、長くても5時間半、短いと3時間という睡眠時間。
ですが、以前の遺伝子検査で判明したのは「夜型」かつ「ロングスリーパー」。
かなりの睡眠負債を負っていることがわかりました。

※こちらの検査キットを使用しています。
自宅でできる遺伝子検査 Chat GENE(チャットジーン)(株式会社KEAN Health)

※厚生労働省のリーフレット「知っているようで知らない睡眠のこと」

夜はなかなか眠くならないけれど、朝は自然に5時に目が覚める。中途覚醒が5回以上。
「多少は日中眠くても起きていられるし、問題ないのかな?」 そんな生活を、10年以上も続けてきました。


頑張れば大丈夫、という思い込みの正体

以前から「睡眠負債」という言葉は耳にしていて、だいぶ心配になってはいたのです。

米ペンシルバニア大学の研究によれば:

  • 認知機能の低下: 6時間睡眠が2週間続くだけで、24時間徹夜したときと同レベルまで認知機能が落ちる。
  • 習慣 vs 遺伝子: 習慣で無理に起きることはできても、遺伝子が必要とする「回復時間」を削ると、脳の健康スコアが著しく低下する。

本人は慣れているつもりでも、脳は確実にダメージを受けているということですね。
国内のデータでも、ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)は認知症リスクを76%も上昇させるという結果が出ています。

年明けには仕事を決めたいので、通勤時間や就業時間と睡眠の兼ね合いを考え、12月半ばより試行錯誤。
仕事も決まり、現在も整えている最中です。


「早起きは正義」という呪縛とお酒の誘惑

以前記事にも書きましたが、私はずっと「朝活こそが重要」だと思って、「早起きは正義」のように暮らしてきました。

  • 「朝、眠いのはたるんでいるんだ。しっかりしなきゃ」
  • 「早寝しようとしても目が冴えちゃう」
  • 「夜眠れないのは、スマホの見過ぎか(それはそう)」

そんな風に自分を律しようとする一方で、お酒が入ると楽しくなってしまって量が増え、さらに目が冴えてしまう……。 睡眠は浅いのに、なぜかめっちゃ早く起きてしまう。 「早く起きても、二度寝をしたら二度と起きられないんじゃないか」という不安で眠れない。

ココロを安定させるために瞑想やモーニングページも書きました。
でも、それだけでは解決にならなかった。
私の脳内では、遺伝子と習慣が激しい「内乱」を起こしていたからです。


根性ではなく「化学反応」で眠る

そもそもロングスリーパーとは、遺伝的要素が40〜50%も関与する「体質」なのだそうです。
人口のわずか2%。

私が以前手放してしまった『スタンフォード式 最高の睡眠』には、こう書かれていました。

  1. 睡眠時間は遺伝で決まっている: 適正な睡眠時間を削ることは、命を削ることに等しい。
  2. 睡眠負債のゴミ: 無理を続けると脳に老廃物が溜まってしまう。
  3. 質で補う「黄金の90分」: 量が確保できないなら、最初の90分を深く眠る。

当時はこの250ページの中にあった「ロングスリーパーへの救い」に気づけず、売却してしまいました。
「自分は怠け者だ」「朝に弱いダメ人間だ」と思い込みたかったのかもしれません。

検査で判明した夜型遺伝子を持つ私たちは、“意思”ではなく“化学反応”で眠りを作る必要がありそうです。

果たして、サプリやスケジュールで本当に整えていけるのだろうか?

ちなみに、以前から行っている瞑想やモーニングページは、今も大切に続けています。

これらは「睡眠不足そのもの」を解消してくれる魔法ではありませんでしたが、
こうして自分を客観的に見つめ、
理解を深めるための「心の余白」を作ってくれています。

物理的な睡眠の『質』をサプリやスケジュールで整えつつ、
ココロの『質』はこれらの習慣で守っていく。

そんな、自分なりのハイブリッドな生存戦略を模索しているところです。

まずは、自分を知り、理解を深める作業をしました。
次回は、具体的に試している「サプリメント編」です。 お楽しみに。

お立ち寄りいただき、ありがとうございました。

遺伝子検査の記事はこちら

朝活記事はこちら

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